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広島市安佐南区、築15年２階建て住宅、窯業系サイディングの外壁調査！日本でのシェア率約８割！窯業系サイディングとは？

みなさまこんにちは！
街の屋根やさん広島中央店のブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

広島市安佐南区で屋根のメンテナンスについてお見積り作成のご依頼をいただき調査にお伺いしました。
外壁についても多少の劣化が見受けられたため、外壁の劣化症状についてご紹介します(^^)/

屋根調査の様子はこちらのブログをご覧ください！！
▼広島市安佐南区、築15年２階建て住宅、カラーベストの屋根塗装をご検討のお客様。太陽光パネルが設置された屋根の塗装方法とは？

◆街の屋根やさん広島中央店はお客様のご要望をお伺いし、
点検・調査の結果を踏まえた上で、最適なご提案書とお見積もりを作成します。
お客様のご要望をぜひお聞かせください！！

▼ここまでやりますお住まいの無料点検

安佐南区で外壁調査を行った現場の紹介

広島市安佐南区にある、築15年の２階建て住宅になります。
外壁材は、窯業系サイディング（ようぎょうけいさいでぃんぐ）になります。

【窯業系サイディングとは？】
セメントを主原料とした外壁材です。
製造工程において、窯の中で高熱処理が施されることから「窯業系」と名付けられています。
日本で使われる外壁材のうち約8割を窯業系サイディングが占めています。

窯業系サイディングについて解説

窯業系サイディングは、セメントに木質系繊維を混ぜ込んだ外壁材で、薄い板状になっています。

目地にはコーキング材が充填されており、寒暖による収縮と膨張を緩和する役割があります。
また、複数枚のボードを組み合わせて施工されているため、繋ぎ目部分（目地）が存在します。

【メリット】

耐震性・耐火性に優れている	主成分のセメントが元々燃えにくい素材であること、高熱処理をして作っているため、耐火性が強くなっている。
デザインの自由度が高い	デザインの種類、カラーバリエーションが豊富であり、家の外観を好みに合わせて演出できる。
施工が簡単で初期費用が安く抑えられる	板状にカットされていて、決まった大きさのボードをは貼り付けていくので、施工が比較的簡単で、施工期間を短く抑えることができる。

【デメリット】
メンテナンス必須、防水性がない、熱が蓄積する

安佐南区の現場調査の様子を見ながら、このデメリットについて解説していきます！

目地のコーキングが劣化しています

窯業系サイディング外壁において、コーキングはとても重要になります。

パネル状の外壁材を貼り合わせて仕上げているため、外壁材同士に隙間ができます。
その隙間を目地と言い、目地を埋めているのがコーキングになります。

コーキングの役割の１つに防水性を維持することがあります。

安佐南区の現場ではコーキングが劣化し、表面に細かなひび割れができています。
ひび割れを放置すると、コーキングに穴が開いてしまい、雨水の浸入リスクが高くなります。

▼屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

そのほか、壁面を触ると白い粉状ののものが付着するチョーキング現象が発生していました。
塗装面が劣化し、塗料に含まれている顔料が外壁の表面にチョークの粉のようになって表面化する現象です。

放置すると、外壁の保護機能が低下し、雨水や湿気の浸入、カビや苔の発生、色褪せ、ひび割れなどの劣化が生じる可能性があります。

窯業系サイディングには定期的なメンテナンスが重要です

◆メンテナンス必須
塗料は時間の経験とともに劣化して色褪せや剥がれなどが起こります。
ボード自体もひび割れや反りなどの不具合が徐々に表れ始めます。
また、コーキングも経年とともに劣化していき、寿命は7～10年程と言われています。
築10年を目安にメンテナンスを検討されても良いかと思います。

◆防水性がない
素材がセメントのため、そのままでは防水性能が低いため、基本的に防水性の高い塗料を塗装します。
防水性能を維持するために、定期的にメンテナンスが必要です。
10年に１度を目安に塗り替えが必要だと言われています。

コーキング打ち替えと外壁塗装をご提案

目地のコーキング劣化、塗装面のチョーキング発生があり表面塗膜の劣化が多少見受けられます。

築15年ということもあり、メンテナンスをご検討いただいても良い時期なので
コーキング打ち替えと外壁塗装工事をご提案しました。

コーキング打ち替えとは、古くなったコーキングを撤去して新しくコーキング材を充填する方法です。
基本的に、サイディングの目地の場合は打ち替え工法を行います。

このたびは街の屋根やさん広島中央店に調査をご依頼いただきありがとうございました！