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広島市安芸区、瓦屋根の漆喰劣化により棟の歪み発生！傷んだ漆喰のメンテナンスは？

みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です！いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^)/

広島市安芸区で瓦屋根からの雨漏りで屋根の調査を行いました。
前回のブログでは『瓦の割れ』について原因や補修方法をご紹介しました。

➡　広島市安芸区、瓦屋根からの雨漏りで屋根の調査！瓦が割れる原因と補修方法は？

今回は、普段は見えにくく劣化に気づきにくい『漆喰』と呼ばれる部分について、
劣化症状や補修方法を解説していこうと思います！

瓦屋根のリフォームやメンテナンスを検討されている方は、
前回のブログから引き続きご覧いただけますと幸いですm(__)m

漆喰とは？

漆喰は、石灰石に水を加えてできた水酸化カルシウムを主原料に、
水や砂、ふのりなどの天然素材を混ぜて作られます。

💡特徴💡
・防火性　高温に強く、燃えにくい特性。
・調湿性　湿気を吸収したり放出したりする性質がある。
・耐久性　長期間にわたって劣化しにくい。

瓦屋根では、瓦の固定や接着に用いられています。

漆喰の寿命は20年前後と言われていて、経年により様々な劣化症状が見られるようになります。
漆喰が劣化する原因としては、雨風の影響や寒暖差、地震などの外的要因で負担がかかることが挙げられます。

漆喰の劣化症状

劣化症状について簡単にご紹介いたします！
目視で分かるものもあるので、屋根の点検・メンテナンスをされる際の参考にされて下さい！

①漆喰の剥がれ

瓦同士を接着している漆喰が剥がれ、
土台である葺き土が流れ出る症状が見られます。

漆喰の剥がれは１箇所ずつ徐々に発生し、数か所剥がれても
直ぐに雨漏りが発生するものではありません。

＼注意／
「漆喰が剥がれている、すぐに雨漏りする」と不安を煽る訪問営業トークにはご注意ください！
落ち着いて、屋根点検の専門業者にご相談ください。

②漆喰の変色やコケの発生

経年劣化により黒っぽく変色したり、コケが発生したりします。
漆喰の奥にある葺き土に雨水が浸入しているために発生する現象です。

③漆喰の欠け、ひび割れ

漆喰は、時間をかけて乾燥し、風雨時には濡れるため、乾燥と湿潤を繰り返します。
乾燥すると硬化し、欠けやひび割れが発生することがあります。

棟の歪みにはご注意を！

漆喰が剥がれた箇所から雨水が浸入し土台の葺き土が流れ出すと、
瓦の固定力が弱まってしまいます。

そのことにより、瓦がずれやすくなり、棟などに歪みが生じます。
瓦が動きやすい状態だと、地震や強風時に落下しやすくなるため注意が必要です。

傷んだ漆喰のメンテナンス方法は主に2種類あります！

漆喰のメンテナンス方法は？

＜剥がれ、崩れが軽微な場合＞
漆喰詰め多し工事：傷み始めた漆喰を取り除き、新しく詰め直す
➡　広島市安佐南区、棟瓦下の漆喰の手直しとして詰め直しを施工！

＜剥がれ、崩れがひどい場合＞
棟瓦取り直し工事：棟瓦を取り外し、新しい漆喰で再び積み直す
➡　廿日市市、雨漏りが発生した瓦屋根で棟瓦の取り直し工事を施工！

築20年以上の瓦屋根住宅の場合、耐震・耐風性が低いため、
棟瓦取り直し工事を推奨しております。

屋根を見上げた時に、白い塊が剥がれ落ちているのが見えたり、
黒ずんで見える場合は、漆喰が劣化してきている思われます。

一度、屋根の点検を依頼し、必要なメンテナンスを行ってくださいね♪

➡　傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ