2026.06.19
みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です(^^)/ 今回は、前回ご紹介した「安芸郡府中町 築22年の平屋住宅を調査!外壁塗装とコーキング打ち替えをご提案」の続きです。 築22年が経過したことで、外壁目地のコーキングにはひび割れや肉やせなどの劣化症状が見られました。 そこで今回…

広島市西区にお住まいのお客様より、「雨樋が傷んでいるので一度見てほしい」とご相談をいただきました。
お住まいはダイワハウス施工の住宅です。
まずは雨樋の状態を確認するため現地調査を行いましたが、実際に確認するとスレート屋根にも経年劣化が見られる状態でした。
屋根は普段目にする機会が少ないため、劣化が進行していても気付きにくい場所です。
そのため、雨樋の不具合をきっかけに点検を行うことで、屋根の傷みを早い段階で発見し、適切なメンテナンスにつなげられるケースも少なくありません。
屋根全体を詳しく調査した結果、お客様のご希望や屋根の状態を踏まえ、横暖ルーフαSによる屋根カバー工法をご提案しました。





今回のお住まいの屋根は、スレート屋根でした。
【特徴】
✅ 軽量で建物への負担が少ない
✅ デザインやカラーバリエーションが豊富
✅ 比較的コストを抑えやすい屋根材
✅ 定期的な塗装メンテナンスが必要
スレート屋根は表面の塗膜によって防水性を保っていますが、紫外線や雨風の影響で少しずつ塗膜が劣化していきます。
塗膜が劣化すると雨水や汚れが付きやすくなり、コケやカビが発生しやすい状態になります。
さらに劣化が進むと、屋根材自体の傷みにつながることもあります。
今回の現場では、雨水が流れる部分を中心に黒ずみや汚れが見られ、メンテナンスの時期を迎えていました。
特に日当たりの少ない北側では、コケが広い範囲に付着していました。
コケは湿気が残りやすい場所に発生しやすく、塗膜が劣化した屋根ではよく見られる症状の一つです。
このまま放置すると、さらに水分を含みやすくなり、屋根材の劣化が進む原因になります。
板金と屋根材の取り合い部分に施工されているコーキングに劣化が見られました。
コーキングは雨水の浸入を防ぐための重要な防水材ですが、紫外線や雨風の影響によって少しずつ劣化していきます。
劣化が進行すると隙間が生じ、雨水が入り込む原因になることもあります。
今回の屋根ではスレートだけでなく、このような防水処理部分にも経年劣化が確認されました。
現地調査の結果、雨樋だけでなくスレート屋根全体にも色あせやコケの発生、コーキングの劣化が確認されました。
お客様からは「今後も長く安心して住み続けられる屋根にしたい」とのご希望をいただいていました。
そのため今回は、横暖ルーフαSによる屋根カバー工法をご提案しました。
屋根塗装によるメンテナンスも可能な状態でしたが、塗装は屋根の防水性を回復させる工事です。
一方、屋根カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を施工するため、防水性だけでなく耐久性の向上も期待できます。
また、既存のスレート屋根には大きな割れや欠けが見られなかったため、屋根を撤去する葺き替え工事ではなく、既存屋根を活かせる屋根カバー工法が適していると判断しました。
屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上から新しい防水シートと屋根材を施工する工事方法です。
【特徴】
✅ 既存の屋根を撤去しないため、廃材が少ない
✅ 葺き替え工事に比べて工期や費用を抑えやすい
✅ 新しい防水シートと屋根材で屋根全体を覆うため、防水性・
耐久 性の向上が期待できる
✅ 既存屋根の状態が比較的良好な場合に採用されることが多い
まずは足場を設置し、飛散防止ネットを取り付けました。
屋根カバー工法は高所での作業となるため、安全な作業環境を確保することが大切です。
また、足場を設置することで職人が安定した姿勢で作業できるため、丁寧で品質の高い施工につながります。
飛散防止ネットは、工事中のホコリや資材の飛散を防ぎ、近隣のお住まいや通行される方への影響をできるだけ少なくするために設置しています。
安全対策と近隣への配慮を行ったうえで、次の工程へ進んでいきます。
屋根カバー工法を行う前に、壁際に取り付けられている既存の板金を撤去していきます。
壁際は雨水が流れ込みやすい場所のため、屋根と外壁の取り合いをしっかり納めることが大切です。
既存の板金を撤去することで、新しい防水シートや板金を正しく施工できるようになり、雨漏りしにくい屋根へと仕上げることができます。
既存のスレート屋根の上に、ルーフィング(防水シート)を施工しました。
ルーフィングは、屋根材の下に施工する防水シートです。屋根材の隙間から雨水が入り込んだ場合でも、建物内部への浸入を防ぐ大切な役割があります。
この防水シートがしっかり施工されていることで、屋根全体の防水性が高まり、雨漏りしにくい屋根になります。
完成後は見えなくなる部分ですが、屋根を長持ちさせるために欠かせない工程です。
そのため、一枚一枚重ね幅を確認しながら丁寧に施工しました。
貫板とは、屋根の頂上に取り付ける「棟板金」を固定するための下地材です。
【貫板の役割】
完成後は見えなくなる部分ですが、屋根を長く安心してお使いいただくために欠かせない重要な部材です。
ルーフィング(防水シート)の施工が完了したら、新しい屋根材「横暖ルーフαS」を施工していきます。
屋根材は軒先(下側)から棟(上側)へ向かって順番に施工します。
これは、屋根材を重ね合わせることで雨水がスムーズに流れ、隙間から雨水が浸入しにくい構造にするためです。
一枚一枚の重なりや位置を確認しながら丁寧に施工し、屋根全体の防水性と耐久性を高めていきます。
屋根材の施工が完了した後は、外壁との取り合い部分に壁際板金(雨押え板金)を取り付けました。
壁際は雨水が集中しやすく、雨漏りが発生しやすい場所です。
そのため、屋根材と外壁の隙間をしっかり納めることが重要になります。
壁際板金には、屋根から流れる雨水を適切に排水し、外壁との取り合い部分からの雨水の浸入を防ぐ役割があります。
見えにくい部分ですが、防水性を左右する大切な工程です。
一つひとつ丁寧に施工し、雨漏りしにくい屋根へと仕上げていきます。
最後に、貫板の上へ新しい棟板金を取り付けました。
棟板金は、屋根の頂上部分を覆う重要な部材です。
屋根材のつなぎ目から雨水が浸入するのを防ぐだけでなく、下地となる貫板を雨風や紫外線から守る役割もあります。
そのため、棟板金をしっかり固定することで、屋根全体の防水性や耐久性が向上し、長期間安心してお住まいいただける屋根へと仕上がります。
すべての工程が完了し、横暖ルーフαSによる屋根カバー工法が完成しました。
横暖ルーフαSを施工したことで、屋根全体の防水性・耐久性が向上し、雨漏りのリスクを軽減できる屋根へと生まれ変わりました。
また、軽量な金属屋根材のため建物への負担を抑えられるほか、断熱材一体型の構造により、夏場の暑さや冬場の寒さを和らげる効果も期待できます。
外観も美しく仕上がり、これからも長く安心してお住まいいただける屋根になりました。
今回は、広島市西区で行った屋根カバー工法の施工をご紹介しました。
屋根は普段目にする機会が少ないため、劣化が進行していても気付きにくい場所です。
今回も雨樋のご相談をきっかけに調査を行ったことで、屋根全体の劣化を早期に確認することができました。
屋根の傷みは、早めにメンテナンスを行うことで建物を長持ちさせることにつながります。
また、今回のように既存屋根の状態によっては、葺き替えではなくカバー工法が適した選択となる場合もあります。
街の屋根やさん広島店では、広島市をはじめ、廿日市市・大竹市・呉市・東広島市などで屋根の無料点検を行っております。
「屋根の状態が気になる」「前回のメンテナンスから10年以上経っている」という方は、お気軽に街の屋根やさん広島店までご相談ください(^^)/
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