広島市東区で雨漏りした２階ベランダをFRP防水工事で修理。腐食した軒天も補修
2024.01.23
いつも街の屋根やさん広島中央店のブログをご覧いただきありがとうございます。広島市東区でベランダから軒天へ雨漏りしているので防水工事のメンテナンスをしています。前回のブログでは調査の様子をお伝えいたしました。まずはこちらのブログからご覧ください⇩『広島市東区で２階のベランダから軒天…
広島市東区でベランダから軒天の雨漏り工事。ベランダはFRP防水で施工
広島市東区にお住まいのM様より、ベランダの床から雨漏りしていると街の屋根やさん広島中央店にお問合せがあり、調査にお伺いしました。
ベランダは劣化が進行しており、防水機能が低下していました。
ベランダから雨水入っていた為、下地材の腐食が酷くありました。
軒天材の剥がれや、土台部分も木材も雨水で腐食が進んでいました。
下地材は新しい木材を使い補強し、ベランダには新たにFRP防水の施工をさせていただくことになりました。
広島市東区 破風板・軒天補修,防水工事,雨漏り修理,破風板・軒天部分補修
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 破風板・軒天補修,防水工事,雨漏り修理,破風板・軒天部分補修
- 築年数
- 25年
- 保証年数
- １０年
- 工事費用
- ３３万
- 建坪
- ４０坪
軒天を確認してみると、軒天材が剥がれ、雨染みが多数見受けられました。
土台部分にも雨水が回っていて、木材の腐食が進んでいました。
軒天の腐食は建物の基礎自体を腐食させることもあります。
とても危険な状態でした。
軒天については下記のコンテンツをご覧ください⇩
軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります
タイル調の敷物を剥がし雨漏りの状態を確認しました。
こちらのベランダは経年劣化が進み、結果雨漏りを引き起こしてしまいました。
ベランダは防水の施工をきちんと行っている場所ですが、メンテナンスをしないと防水機能が低下してしまいます。
基本的にベランダは屋外にあるので紫外線や雨風の影響を受けてしまうと汚れやひび割れができてしまい、雨水の侵入を許してしまいます。
今回はベランダの床面の軒天の土台部分にまで雨水が入り腐食しています。
強度が落ちているため下地材の復旧作業から行いました。
土台がしっかっりさせ耐久性を上げました。
軒天と外壁のつなぎ目はコーキング処理を行いました。
少しのすき間からでも雨水を侵入させないようにします。
軒天の内側には湿気が溜まりやすくなるため有孔ボードの穴から湿気を排出していきます。
腐食していた下地材は撤去しました。
この時に排水口（ドレン）の穴もあけておきます。
しっかりビスで固定します。
雨水が既定の場所の排水口(ドレン)へとスムーズに流れるよう勾配付断熱材を付けました。
この上にプライマーを塗布しました。
下地とこの後から使う塗料との密着性を高めてくれます。
ベランダは防水層の劣化からの雨漏りも多くありますが、排水口からの雨漏りも特に多くとても重要な場所になります。
経年劣化で排水口の周りにひび割れが入ると、そこから雨水が入り防水層を傷めてしまう原因にも繋がります。
防水工事をするとき際には排水口のメンテナンスも大切になります。
次は面木と言う部材をベランダの床面と立ち上がり面に付けていきます。
FRPマットの下に付けた面木ですが、面木を付けることで接着面が増えるので、FRPマットがより密着しやすくなります。
FRPマット(ガラスマット)の上にはポリエステル樹脂の塗料を塗っていきます。
そしてローラーを使い内部に入っている気泡を除去します。
しっかりFRPマットを密着させていきます。
ここで気泡が入ったまま硬化してしまと浮きが発生してしまいます。
ここは入念に作業をしています。
先ほどと同じようにローラーを使い脱泡作業を行いました。
中塗りの作業で、防水層に厚みを持たせることができ丈夫な防水層が出来上がります。
硬化後はやすりがけし凹凸を無くし表面を平らに整えます。
すき間が無いようコーキング処理を行いました。
トップコートを塗ると表面が綺麗になりツヤが出ます。
またトップコートは防水層を紫外線から保護するとても重要な役割があります。
これで広島市東区のM様邸のメンテナンス工事が完成いたしました。
この度は街の屋根やさん広島中央店に工事をご依頼いただまして、ありがとうございました。
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