今回は、広島市東区で外壁遮熱塗装の現場からレポートいたします。

遮熱塗料にも様々な種類がありますが、こちらの現場で採用させて頂いた塗料は、低汚染・超耐久型水性アクリルシリコン樹脂系遮熱塗料です。

汚れにくく、耐久性があり、しかも遮熱効果があってエアコンの電気代が安くなると考えれば塗料の中でも優れた製品といえます。

その塗料を使って外壁塗装をしている様子をレポートします。

●遮熱塗装上塗り2回目

前回のレポートでは、遮熱塗装の1回目の模様をお伝えしました。

プライマーの上から1回目の上塗り塗装を終えて、乾燥を確認した後2回目の上塗り塗装を行いました。

ローラーと刷毛塗りを上手く使って均等にそして細かい部分にも同じ厚みで塗る作業は、塗装職人さんならではの技術がなければできません。

パッと見ただけでは分かりにくい部分もありますが、塗装というのは色が付いていたら良いわけではありませんよね。

外壁を10年程度は健全な状態に維持しなくてはならないのです。

それには、コツコツと厚みを持たせた塗膜の形成が不可欠となります。

同じ塗料を使用しても塗装職人さんの熟練した感覚というのも必要というわけです。

こちらの画像も遮熱塗装上塗り2回目の様子です。

綺麗に均一に塗装されていて、塗料の性能を十分に生かせるような仕事になっています。

ここで、塗装の上塗りの役割と重要性について解説したいと思います。

上塗りの2回目というのは、仕上げの塗装を意味しています。

外壁塗装を美しく見せるのは、上塗りが非常に大切な役目を担っているのです。

上塗りで均一に平滑に塗装されていなければ、美しく綺麗に見えません。

もちろん、外壁塗装を綺麗に仕上げるための下地作りや、1回目の上塗りも大切な工程です。

しかし、最後の仕上げの技術が、最終的に完成した時の見栄えに影響を与えるのです。

塗料というのは、下地塗装のあと2回重ね塗りをすることで、その塗料の性能を発揮する設計となっています。

どちらが欠けてもどちらが不十分でも、塗料のメリットを十分に生かせきれないということです。

塗装工事を依頼される場合には、そうした技術をしっかりと持ち合わせている塗装専門業者を選ぶことをおすすめします。