広島市東区その他の工事,貸し店舗

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: その他の工事,貸し店舗

施工期間: 1日

使用材料: ガルバリウム鋼板

工事費用: 税込￥264,000

外壁のカバー工事を行う現場紹介

東区にある2階建て木造住宅で、１階に店舗が入っています。

１階と２階の境界である外壁材の一部が剥がれて下地が剥き出しになっているとのご相談でした。
外壁材自体も黒ずんでおり、経年劣化による傷みが進んでいる状況でした。

外壁材の剥がれを放置しておくと、美観が損なわれるのはもちろんですが、雨漏りの発生に繋がったり、さらに剥がれが広がっていくこともあるため早急な対応が必要な状態でした。
お客様には、既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねて張る「カバー工事」をご提案しました。

外壁カバー工事は、既存の外壁を取り外さずに上から新しい外壁材を重ねる方法です。外壁の寿命を伸ばしたり、外観を変えたい場合に利用されます。
外観の変化や断熱、遮音効果を期待することができ、外壁の張り替えに比べてコストを抑えることができる利点があります。

【メリット】
張替え工事よりも費用が安く、工期も短いという利点があります。また、廃材がほとんど発生しないため、廃材処理費がほとんど掛からないという点も魅力的です。
さらに、外壁が二重になることで断熱性と遮音性が増すという利点もあります。

【デメリット】
新築時と同じ外壁材が見つからない場合があります。既存の外壁を覆ってしまうため、下地の状態を確認することができずに、後から不具合が発生する可能性があります。

今回、既に外壁材の一部に剥がれが見られたため、剥がれている周囲については外壁材を剥がして、その上から工事を行いました。
カバー工事では、通常、外壁の上に胴縁（外壁を固定する枠）を取り付けてから新しい外壁材を取り付ける工程が行われます。

胴縁とは？
下地材に使われる棒状の建材のことです。上に外壁材を張るための「下地材」と外壁に「通気層」を確保するための役割があります。

■下地材　外壁材を壁に固定する強度が増します。
■通気層　通気層があることで、外壁内部に湿気や水分が溜まらず、外へ排出することができます。断熱効果も期待できます。

胴縁の設置が完了したら、外壁の下部に水切りを取り付けていきます。

外壁における水切りの役割は、外部からの雨水や湿気の侵入を防ぐことです。水切りは、屋根や軒先などから流れる雨水を適切に排水し、建物内部を保護する役割があります。

東区の現場では、カバー工事を行う箇所の下が店舗の入り口となっているため、水切りがないと、雨水が直接シャッターをつたってきてしまうため、水の侵入を防ぎ建物自体の耐久性を維持する為に重要な役割を果たします。
水切りをビスを使って固定していき、その上からは水の浸入がないゆコーキング補強をしています。

水切りの設置が完了したら新しい外壁材を取り付けていきます。

今回は、ガルバリウム鋼板といわれる外壁材を使用していますよ(^^)/

ガルバリウム鋼板は、ガルバリウムという合金でメッキされた鉄のことを指します。このメッキ層は鉄を保護し、耐久性を高める役割を果たしています。アルミニウム55％、亜鉛43.4％、シリコン1.6％のアルミ亜鉛合金でメッキされた鋼板です。

ガルバリウム鋼板の特徴として、耐錆性や耐候性が挙げられます。さらに、耐久性に優れており、長期間使用しても劣化しにくいという特性があります。
耐用年数は、一般的に25年から35年と言われていますよ(^O^)

定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、耐用年数を延ばすことができます。水洗いの際には高圧洗浄機を使用しないように注意が必要です！

【耐用年数を延ばすための対策】

〇定期的な点検　5年～10年ごとに、専門業者による点検を受けることをおすすめします。
〇塗装　10年～15年を目安に、塗装を行うことで、錆の発生を抑制し、美観を保つことができます。

ガルバリウム鋼板とは？屋根・外壁で人気の理由とメンテナンス

カバー工事は完了しました(^^)/

ガルバリウム鋼板は、耐久性が高い素材ですが、適切なメンテナンスを行うことで、より長くその性能を発揮させることができますよ！

すでに、ご自宅の屋根や外壁がガルバリウム鋼板という方はぜひ街の屋根やさん広島店の無料点検をご活用ください。
傷や錆が見られた場合は、すぐに補修をすることが重要です！定期点検で、長寿命のガルバリウム鋼板の魅力を活用してきましょう。