2026.07.16
みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です(^^)/広島市佐伯区、「バルコニーの波板が古くなってきたので見積をお願いします」とご相談をいただき現地調査を行いました。現地調査では、波板全体に色褪せやひび割れ、穴あきが確認され、紫外線や風雨による経年劣化が進行している状態でした。今…
みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です(^^)/
広島市西区にある貸家のオーナー様より、
「屋根の瓦がずれているようなので、見に来てほしい」
とのご相談をいただきました。
貸家のため、入居者様にご迷惑がかかる前に状態を確認しておきたいとのことでした。
鬼瓦のズレは放置すると落下や棟部分の傷みにつながる可能性もあります。
今回は、現地調査で確認した鬼瓦のズレや倒れの状態についてご紹介します。
今回の屋根に使用されているのはセメント瓦です。
セメント瓦は1970年代から1990年代頃にかけて多くの住宅で採用された屋根材ですが、現在は製造が終了しているため、新品のセメント瓦を入手することはできません。
そのため、瓦に大きな割れや破損がない場合は、既存の瓦を活かしながら補修やメンテナンスを行います。
現地調査を行うと、鬼瓦が本来の位置から大きく傾き、倒れている状態でした。
鬼瓦とは、棟の両端に取り付けられている瓦で、棟瓦のズレや崩れを防ぐだけでなく、屋根の端部を保護する大切な役割があります。
鬼瓦は重量があるため、少しのズレでも放置すると症状が進行してしまいます。
片側だけでなく、反対側の鬼瓦も確認しました。
すると、反対側の鬼瓦も本来の位置からズレており、外側へ傾いていることが確認できました。
さらに詳しく調査すると、鬼瓦を固定していた銅線が切れていることも確認しました。
銅線が切れると鬼瓦をしっかり固定できなくなり、ズレや傾きが発生する原因になります。
【鬼瓦がずれる主な原因】
✅ 鬼瓦を固定している銅線の緩みや切れ
✅ 棟内部の漆喰や葺き土の劣化
✅ 地震などの揺れ
✅ 台風や強風の影響
今回のお住まいでは、鬼瓦を固定していた銅線が切れていたことが、ズレや傾きの原因でした。
鬼瓦は重量があるため、このまま放置すると強風や地震などでさらにズレが進み、落下や棟瓦全体へ影響を及ぼす恐れがあります。
落下した場合は、建物だけでなく、人や車などに被害を及ぼす可能性もあるため、早めの補修が必要な状態でした。
現地調査の結果、鬼瓦を固定していた銅線が切れたことで、鬼瓦にズレや傾きが発生していました。
一方で、屋根全体を確認したところ、セメント瓦や棟全体には大きな割れや崩れは見られず、不具合は鬼瓦部分に限られていました。
そのため今回は、屋根全体を改修するのではなく、ずれていた鬼瓦を元の位置へ戻し、新しい銅線でしっかり固定し直す補修工事をご提案しました。
セメント瓦の屋根では、今回のような鬼瓦のズレ以外にもさまざまな劣化症状が見られることがあります。
例えば、
・屋根全体の色褪せ
・コケやカビの発生
・瓦のひび割れや欠け
・棟瓦のズレ
・漆喰の劣化
などです。
これらの症状は、セメント瓦のメンテナンスや点検を検討するタイミングの目安となります。
また、地上から見て鬼瓦が傾いているように見える場合や、棟瓦のラインが波打って見える場合も、棟部分に不具合が発生している可能性があります。
気になる症状が見られた際は、早めに点検を行うことをおすすめします。
鬼瓦のズレは屋根の高い位置で発生するため、地上からでは気付きにくい劣化症状の一つです。
今回もオーナー様が早い段階で異変に気付かれたことで、大掛かりな工事ではなく補修による対応をご提案することができました。
貸家やアパートなどの賃貸物件では、建物の維持管理だけでなく入居者様の安全確保も重要になります。
屋根に気になる症状がある場合はもちろん、「しばらく点検していない」という場合も、一度状態を確認しておくと安心です。
街の屋根やさん広島店では、屋根・外壁などお住まい全体の点検を承っております。
戸建住宅はもちろん、貸家やアパートのメンテナンスのご相談も対応しております。
現地調査・お見積りは無料ですので、建物の状態が気になる際はお気軽にご相談ください。
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