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広島市中区、築40年の5階建ビルで雨漏りが発生し防水調査へ！ウレタン防水工事をご提案

（※2025年3月12日内容更新）

【ご相談内容】
広島市中区にある築40年5階建ての賃貸ビルのオーナー様より
「5階の部屋の天井に染みが出ていると入居者の方より連絡があったので見に来て欲しい」
お問い合わせをいただき、雨漏りの原因調査のため、調査へお伺いしました。

◆街の屋根やさん広島店では、雨漏りが発生している場合、
原因をしっかりと調査し、最適な工事内容をご提案させていただきます。

【参考】
＼広島市全域の屋根・外壁のリフォーム対応！お客様からの口コミ・費用まとめ／
▼街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！
▼街の屋根やさんとは

現地調査の様子

【建物の情報】
・築40年
・鉄筋コンクリート造り
・屋上から雨漏り発生
・シート防水

築年数も古くなり建て替えも考えられたみたいですが、オーナー様が亡くなられたお父様より相続したビルなので、
維持管理していきたいという強いご希望があり、調査・修繕のご依頼をいただきました！

シート防水
➡防水性能を持ったシートを敷き詰めて施行する防水工法。
耐久性に優れていて、安価に広い面積を一度に施工できるため、工期も比較的短め。

雨漏りが発生した室内

雨漏りが発生した部屋の天井クロスです。
雨染みが広がっており、クロスが剥がれ始めています。

クロスに浮きや剥がれが見られた場合、雨漏りが進行しているサインです。

放置しておくとクロスにカビが繁殖し、健康被害に繋がる恐れがありますね。

これ以上被害を広げないためにも、雨漏りの原因をしっかりと調査する必要があります。

シート防水の劣化症状について

以前は伸縮性の良いゴムシートが主に使用されていましたが、
最近では厚くて丈夫な塩ビ製のシートがよく使われています。

◇ゴムシート防水　耐用年数10～15年程度
➡トップコートの塗り替えが5年程度で必要になります。

◇塩ビシート防水　耐用年数10～20年程度

屋上の防水シートの様子です。シートが破れています。
シート防水の劣化症状としてよく見られる状態です。

【シート防水の劣化症状】
・シートの膨れ
・シートの破れ
・シート結合部や端部の剥がれ
・浮きやめくれ
・水が溜まる

このような症状が見られたら、メンテナンスのサインになります。

排水溝のメンテナンスも重要ですよ！

そのほか、排水溝周辺のコーキングも劣化しており隙間が見られます。

屋上など傾斜の少ない造りにとって、排水溝は雨水を排水する重要な部分です。
雨水は排水溝に向かって流れてくるため、水が溜まりやすいです。

隙間から雨水が入り込んだり、ゴミなどの詰まりによって雨水が溜まってしまいます。

定期的な掃除であったり、メンテナンスが重要です(^^)！

➡　シート防水が施工された屋上（陸屋根）のメンテナンス方法

ウレタン防水工事をご提案

紫外線などの影響でシートが劣化し、亀裂が出来たり、
排水溝周辺のコーキング切れによって雨漏りが発生したと見られます。

部分補修も検討されていましたが、今後も劣化は進んでいきますし、
雨漏りしていない箇所からも雨漏りする可能性もあるため、
屋根全体の防水工事をご提案させていただきました。

オーナー様は、入居者様のご迷惑にならないよう工事をしたいとの事だったので、
入居者様を個別に訪問し、ご挨拶させていただき工事内容にご納得いただきました。

ウレタン防水での防水工事を施工させていただくことになりました！

ウレタン防水とは

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り重ねて、防水層を形成する工事です。

比較的安価で工事が可能で、ベランダや広い屋上に使われます。
シート防水とは違い、継ぎ目ができないため、劣化による剥がれや捲れのリスクがありません。

樹脂を塗布する施工方法のため、凸凹のある面や、劣化してしまった防水層の上からも容易に施工でき汎用性が高い工法です。

工事の様子は別ブログでご紹介いたしますね(^^)！

➡　ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程