2026.07.06
みなさまこんにちは、街の屋根やさん広島店です(^^)/ 現在、広島市安芸区にて、築40年以上が経過したセメント瓦屋根の葺き替え工事を行っています。 経年劣化により屋根全体の傷みが進行していたため、部分的な補修ではなく、今後も安心して住み続けられるよう、屋根全体を新しくする葺き替え…
瓦屋根は耐久性に優れた屋根材ですが、築年数が経過すると瓦以外の部分にも少しずつ劣化が現れることがあります。
今回は、屋根全体の状態を確認するため現地調査を行いました。
【参考】
街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
まずは屋根全体の状態を確認しました。
今回のお住まいには、和瓦(いぶし瓦)が使用されていました。
実際に確認すると、瓦の表面には黒ずみが見られました。
これは、長年の雨風や空気中の汚れ、湿気などの影響によって付着したものと考えられます。
いぶし瓦とは、粘土を高温で焼き上げたあと、「いぶし」という工程を経て仕上げられる和瓦です。表面は銀黒色で、美しい風合いが特徴です。
耐久性が高く、瓦自体は50年以上使用できることも珍しくありません。
そのため、長く住み続ける住宅でも多く採用されています。
ただし、瓦自体が長持ちしても、漆喰や棟瓦を固定している銅線などは、瓦よりも早く劣化していきます。
そのため、瓦に異常がなくても屋根全体を定期的に点検し、必要に応じてメンテナンスを行うことが大切です。
一部の瓦が本来の位置からずれている箇所が確認されました。
瓦屋根は、一枚一枚の瓦が正しく重なり合うことで雨水の浸入を防いでいます。
しかし、長年の地震や強風、経年変化などの影響によって瓦が少しずつ動き、ズレが生じることがあります。
今回の現場では、大きく脱落している状態ではありませんでしたが、このまま放置するとズレが広がり、雨水が屋根内部へ浸入して雨漏りにつながる恐れがありました。
棟部分を確認すると、棟瓦を固定している銅線が切れている箇所が確認されました。
棟瓦は、銅線などで固定することで安定した状態を保っています。しかし、長年の雨風や経年劣化によって銅線が切れたり緩んだりすると、固定力が低下してしまいます。
今回の現場では、銅線が切れたことで棟瓦を十分に固定できない状態となっていました。
このまま放置すると、強風や地震の影響で棟瓦がズレたり崩れたりするおそれがあるため、早めの補修が必要な状態でした。
今回の調査では、棟部分を中心に経年劣化が確認されました。
このまま放置すると、棟瓦のズレや崩れ、雨漏りにつながるおそれがあります。
そのため今回は、【棟瓦取り直し工事】をご提案しました。
棟瓦取り直し工事とは、一度棟瓦を取り外し、傷んだ漆喰や葺き土、固定材を新しくしたうえで、棟瓦を積み直す工事です。
棟全体の安定性を回復できるため、瓦のズレや棟の崩れ、雨漏りの予防につながります。
瓦屋根は耐久性の高い屋根材ですが、漆喰や棟瓦を固定する銅線などは年月とともに劣化していきます。
大きな不具合につながる前に点検・メンテナンスを行うことで、雨漏りや修繕費用の増加を防ぎやすくなります。
街の屋根やさん広島店では、呉市をはじめ広島市近郊で屋根の点検・お見積りを無料で行っています。
屋根の状態が気になる方や、しばらく点検をしていないという方は、お気軽にご相談ください。
瓦屋根は種類によって、塗装が必要な瓦と必要ない瓦があります。
今回のお住まいに使用されていたいぶし瓦は、基本的に塗装の必要がない屋根材です。表面を塗料で仕上げているのではなく、「いぶし」という製法によって銀黒色に仕上げられているため、色あせを理由に塗装する必要はありません。
一方で、セメント瓦やモニエル瓦などは塗装によって防水性を保っているため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
漆喰の劣化だけであれば、漆喰補修で対応できる場合があります。
しかし、今回のように棟瓦を固定する銅線が切れていたり、瓦のズレが見られたりする場合は、漆喰だけを補修しても根本的な改善にはつながらないことがあります。
そのため、棟全体の状態を確認したうえで、漆喰補修で対応できるのか、それとも棟瓦取り直し工事が必要なのかを判断することが大切です。
棟瓦を固定している銅線が切れている場合は、そのまま放置しないことをおすすめします。
銅線は、棟瓦を固定し、強風や地震などによるズレを防ぐ重要な役割があります。しかし、銅線が切れると固定力が低下し、棟瓦のズレや崩れが発生しやすくなります。
そのまま放置すると症状がさらに進行し、棟瓦が落下する危険性もあるため、早めの補修や点検をおすすめします。
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