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広島市南区、貸倉庫の波型スレート屋根をガルバリウム鋼板でリフォーム！

みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です！
いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^)

広島市南区、貸倉庫の波型スレート屋根をカバー工法にてリフォームしました。
古くなったスレート屋根のリフォームやメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

【参考】
▼街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！
▼街の屋根やさんとは

工事前　波型スレート屋根

今回カバー工法を行うのは、波型スレート屋根になります。
波型スレート屋根は、波のような形状をした屋根で倉庫や工場などの建物に使われています。

◆施工前の状態
・経年劣化による傷みが進行しており、コケの繁殖
・一部破損しており、コーキングでの補修跡あり
・固定金具の錆の発生
・雨樋の破損あり

調査ブログ：広島市南区、貸倉庫の波型スレート屋根を無料点検！カバー工法をご提案

◆カバー工法を選んだ理由
築年数的にもアスベスト含有の可能性もあり、
屋根の解体・撤去となると大がかりな工事になり費用や時間がかかります。
既存の屋根を撤去せずに施工が可能なカバー工法をご提案しました！

カバー工法を施工しました！

仮設足場、落下防止ネット設置

屋根工事において、最初に行うのが足場設置です。

高所作業には転落のリスクが伴うため、しっかりとした足場を設置することで、作業をする職人さんの安全を守ります！
また、足場には飛散防止用ネットを設置して、ほこりや部材等が飛ばないように近隣の方へのご迷惑を最小限に抑えます。

屋根の上には落下防止ネットを設置します。
屋根からの転落や部材の落下といった事故を未然に防ぐための設備です！

街の屋根やさん広島店では、目立たない安全対策にも手を抜かず「安全第一」で工事を行う事を大切にしています😊

下地補修

新しい屋根材を被せる前に、既存のスレート屋根に残っている固定金具をカットしていきます。

・凹凸をなくして新しい屋根材を密着させる
・新しい屋根材の変形や浮きを防ぐ
・雨漏りの原因となる浮いた部分を作らない

といった目的で行う下準備になります！

荷揚げ作業

下準備が整ったら、屋根材を施工する工程に入ります。

まずは、新しい屋根材を屋根の上まで搬入する荷揚げ作業です。
屋根材など滑り落ちないように足場にはストッパーを設置しています。

新しい屋根材には「エバールーフやまなみ１型　カラーSGL」を使用しています。

エバールーフやまなみ１型　カラーSGLについてご紹介！

カラーSGLとは？
➡従来のガルバリウム鋼板よりも耐食性が大きく向上していて、
なんと従来品の約3倍もの耐食性があり、錆びにくく長持ちします！！

【特徴】
・錆びにくい
📌塩害地域や降雪地域でも安心して使用できる
・長寿命（耐用年数30年以上も期待できる）
・軽量
・メンテナンス性も良い
📌表面の特殊加工により汚れが付きにくい

屋根材を施工していきます

通常のカバー工法では既存の屋根材の上から新しいルーフィングの施工を行いますが、
今回のように波型スレート屋根のカバー工法の場合、ルーフィングの施工を行わないケースがあります。

理由としては、
・波型スレートの表面は凹凸構造になっているため、
ルーフィングを施工しても密着せず、逆に水が溜まるリスクがあるため

・既存の波型スレートが、雨水の一次防水層としての役割を果たしていて、
上から新しい屋根材を施工することで、二重の防水構造になるため

ルーフィングの代わりに新しい屋根材に水密性の高い屋根材を採用しています😊
雨水浸入リスクはかなり低くなっていますのでご安心ください！！

屋根の軒先から棟に向かって屋根材を施工する「縦葺き」になります。

⭐雨水の流れに沿って施工するため、排水性が抜群です！

特に波型スレート屋根は表面が凹凸になっていて平らではありません。
凹凸の上から屋根材を敷くには、雨水が流れやすく、施工時に水密性を確保しやすい縦葺きがベストです😊

錆びにくいステンレス製のボルトで固定していきます。

仕上げの工程

屋根の棟や端部には、棟包み板金やケラバ水切りを設置します。

🔍棟包み
・屋根の一番上
・屋根材の継ぎ目をカバーして雨水の浸入を防ぐ

🔍ケラバ水切り
・屋根の両側
・雨風の吹込みを防ぎ、屋根材をしっかり固定する

新しい雨樋です！

新しい雨樋の取り付けです！

ピンク色の糸は水糸（すいと）と呼ばれ、雨樋が水平になっているか確認するものです。
雨樋の取り付けで最もポイントなのが、適切な勾配です！
雨水がスムーズに流れるよう、きちんと傾斜をつけて施工していきます😊

断面が四角形をしている角樋を取り付けます。
よく見かける丸樋（半月型）よりも排水量が多いのが特徴です！
価格は丸樋よりはやや高めです。

波型スレート屋根のカバー工法が完了しました

以上でスレート屋根から金属屋根へのリフォームが完了です！

今回のリフォームでは、既存のスレート屋根を撤去せずに、
上から金属屋根を被せる「カバー工法」を採用しました(*'ω'*)

耐久性、断熱性が向上し、今後も安心してお使いいただける倉庫に生まれ変わりました！！

「そろそろ屋根をどうにかしたいな～」という方には、カバー工法お勧めです🌟
ご相談や調査など、お気軽にお問い合わせくださいね😊