いつも街の屋根やさん広島中央店のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は広島市西区にお住まいのお客様から、『天窓の辺りから室内に雨漏りしている』
とのお問い合わせがありました。
雨漏りの原因を探すため、屋根、外壁を調査してきました。


◇街の屋根やさん広島中央店では雨漏りは原因を追究し、しっかりと調査いたします！
安心して当社にご依頼ください。
詳しくは下記の記事をご覧ください。

『街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！』

屋根の様子

上空から撮った写真になります。

瓦屋根で、２か所に天窓が付いています。

天窓(トップライト)は天井の部分に取り付けることで日中自然光が差し込みます。
換気もでき、そして室内を明るい空間にすることができます。

家の目の前に大きな建物があって日当たりが確保できない場合や、屋根にポイントで設置されることもあります。

天窓は屋根に穴を空ける形で設置しているので、窓と屋根のすき間(取り合い部分)はコーキングを施しています。

調査していく中で、やはりコーキングの劣化が目につきました。
天窓を囲んでいる板金も劣化でサビが酷い状態でした。

雨は少しのすき間から入り込んできます。
雨漏りの原因はこの天窓からでした‼

次は瓦屋根の状態です。

漆喰が劣化で剥がれてしまっています。

漆喰は瓦屋根の頂上部分の『棟』の土台に詰めています。
石灰でできた白い溶剤になります。

瓦は波状の形をしているのですき間ができてしまいます。
すき間を埋める必要があります！

このように漆喰は剥がれ、そのままにしておくと雨水が侵入し、最終的に瓦が崩れてしまう恐れもあります。
そうならないためにも、定期的なメンテナンス・点検が必要です！

外壁の様子

次に外壁を見ていきましょう！

建物の外壁は少しずつ紫外線や雨水の影響を受けて劣化します。全体的に塗膜の劣化が見られ、剥がれてきています。

塗膜(塗装の膜)の剥がれが発生してしまうと、そこから徐々に剥がれの範囲が広くなっていきます。
雨水が外壁の内部に入ることを許してしまいます。
天井や壁から雨漏りするようになります。

雨漏りした時には劣化の状態はかなり進行しています。

次は外壁のコーキングです。

雨が降ったとき雨水はすき間があると中に入っていってしまいます。
コーキングで外壁材のすき間を埋めています。

コーキングは防水の役割を持っています！

写真のコーキングは肉痩せしてしまっています。
肉痩せとは、コーキング材に含まれている弾力の成分が外に逃げ、厚みが薄くなってしまった状態です。

この症状はコーキングが劣化し、メンテナンスのサインになります。

軒天の塗装も外壁と同じで劣化してきています。
そろそろ塗り直しが必要な時期が来ています。

ルーフデッキ・雨樋の様子

最後にルーフデッキと雨樋の状態です。

どちらもサビが目立ち始めています。
ルーフデッキも雨樋も固定金具のサビの劣化が気になります。

固定している金具がサビ、折れてしまうなどすれば強風時など風に煽られ、飛散する恐れがあります。
雨樋は色あせもあり、塗装して保護する必要があります。


これで調査は終わりました。
お問い合わせの内容通り、天窓の劣化が原因で雨漏りが発生していました。

この時期は台風も多く、早急に雨漏りを止めないといけません！

街の屋根やさん広島中央店ではお住まいの状態に合わせた最適なリフォーム工事をご提案いたします。
またお客様のご要望にできるだけお応えできるよう心掛けております。
安心してお気軽にご相談下さい。

メールでは２４時間お問合せ受け付けております。

お問合せはこちら！