ドーマー窓はメンテナンスしないと雨漏りの原因に！

今回も東広島市の経年劣化したドーマー窓のあるおしゃれな屋根の点検作業の現場レポートをお伝えいたします。

今回はドーマー窓のついている屋根のメンテナンスについて詳しく見ていきましょう。

皆さんは、ドーマー窓をご存知でしょうか。

この画像を見ていただければわかると思いますが、たまにおしゃれな洋風のお家についていますよね。

ドーマーとは、主にロフトなどの屋根裏部屋への採光を目的に設けられた窓です。

デザイン的にも、昔の映画に出てくるような欧米風の味わいがあり人気があります。

ドーマー窓は、採光が取れて通気性もありメリットはたくさんあるのですが、その反面雨漏りの危険性が多いデメリットもあります。

画像のように板金との取り合い部分の外壁が崩れて無くなっていますよね。

この状態を放置しておけば、当然雨は中に浸入してきます。

やがて内部の材木を腐食させ構造自体をやりかえなければならない大工事に発展する可能性もあるのです。

屋根から飛び出したように出ているため、屋根とドーマー窓の取り合い部分はしっかりと防水できていなければなりません。

通常の一般的なフラットの屋根より、当然メンテナンスは小まめにしなくてはいけませんし、費用は高くつきます。

ドーマー窓の付いている屋根の場合は、10年でまず点検をしたほうが良いでしょう。

他にも様々な劣化を発見

他にも劣化が激しいところを発見しています。

このスレート屋根は本来黒っぽい色でしたが、剥げて色がほぼ無くなってきている状況です。

また、右の画像は黄色く変色しています。

コケやカビが生えてしまっています。

本来なら塗装するべきなのでしょうが、これほど劣化が進んでいるので悩むところです。

ドーマー窓の板金の接続部分のコーキングの劣化や壁と屋根材との間に隙間ができたりしているので、ドーマー窓の周囲は全て防水が効く工事を施さなければなりません。

このようにドーマー窓は、屋根裏の窓として採光や風通しに役立つ反面、雨仕舞いのメンテナンスはしっかりと行う必要があるのです。

このようなドーマー窓の屋根形状の方は一度点検して劣化状況を確認しておきましょう。

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