スレート屋根

皆さんこんにちは！

このコラムでは、皆さんが日頃疑問に思われていることや悩んでおられることを中心に、少しでも解決できるお役立ち情報を発信していきます。

今回は、日本の屋根で今最も多く採用されているスレート屋根について解説していきましょう。

スレート屋根ってどんな屋根？

スレート屋根とは、簡単に言えばセメントを薄い板に加工した屋根材のことです。

「コロニアル」「カラーベスト」と呼ばれることもありますがこれは全てスレート屋根のことを指します。

スレート屋根は、デザイン性が高く薄くて軽量なため耐震性に優れているのが特徴で、建物の屋根材として広く普及しているのです。

スレート屋根は大きく分けて2つに分類できます。

それは「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類があります。

天然スレートとは、天然の粘板岩を板状に薄く加工したもので、自然な風合いや高い技術で製造されているため高級感のある屋根材として知られています。

化粧スレートとは、セメントに繊維状の素材を混ぜて薄い板状に加工したもので、品質の安定と低コストなため一般住宅によく使用されています。

スレート屋根のメリット・デメリット！

次にスレート屋根のメリット・デメリットについて解説しましょう。

・メリット
耐震性に優れている
低コストでコストパフォーマンスに優れている
施工が簡単
デザイン性が高くどのような建物にも合う
などが挙げられます。

まず、スレート屋根は軽量なため屋根に重量がかからず耐震性が強化されることです。

屋根が軽くなることで、地震災害時にも揺れが少なくなります。

また、屋根材の中では最も安価な屋根材です。

屋根の形状によって異なりますが、部材がそれほど必要なくコストを抑えることができます。

コストダウンするのであればスレート屋根がおすすめです。

次に施工が簡単なため、施工業者も多く安くで施工が可能です。

デザイン性も高くカラーバリエーションも豊富なため、洋風・和風どちらでもマッチする屋根材といえます。

反対にデメリットは、耐用年数が短い、ひび割れしやすい、定期的な塗装のメンテナンスが必要などがあります。

次回は、スレート屋根のメンテナンスについて解説します。

スレート屋根でそろそろメンテナンスが必要なのか不安に思っておられる方は一度屋根の健康診断をしておきましょう。

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