陸屋根のメリットは、屋上を庭のように自由に活用できる事です。
屋根に勾配が無い状態なので、様々な利用方法があります。
屋上の有効利用として、家庭菜園やテーブルや椅子を置いてバーベキューを楽しむこともできます。
天気の良い日など遠くまで景色も楽しめるため、ロケーションの良い立地条件なら屋上に上がることが楽しくなるでしょう。
また、陸屋根は傾斜のない屋根なので、建物を最も高くする事ができます。
通常の傾斜のある屋根は、小屋裏が存在しますが陸屋根には無いので建物の高さを抑て天井高を確保する事ができます。
天井高を取ることで室内全体に開放感が生まれ、部屋を広く見せることが可能です。
また、窓を高い位置に設置することで、より採光を取り入れる事ができます。
陸屋根は個性的なデザインにこだわりがある方にはおすすめです。
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陸屋根のデメリットは、勾配がないので防水面が心配なところです。
陸屋根はコンクリート下地が多く、雨水がスムーズに排水できるように勾配は付けてあるのですが、少しは雨水が残ります。
雨漏りを防ぐためには定期的な防水処理工事が必要です。
防水工事を怠るとコンクリートにクラックが生じ、そのひび割れ部分から雨漏りを起こします。
天井の外壁と屋根が一体化されているのが陸屋根なので、防水工事のメンテナンスは必要不可欠です。
放置すると室内への雨漏りだけでなく、コンクリートそのものを劣化させてしまい補修も難しくなる可能性も出てきます。
陸屋根の場合は、異常がない間に防水工事が必要なので業者に相談しましょう。
雨漏りを発見した時には、すでに建物の劣化が進んでいるので手遅れにならないようにしましょう。
また、2階の室内は暑さ寒さを敏感に伝えてしまいます。
天井の断熱材を高性能にしないと冷暖房費が高くなり光熱費のランニングコストが抑えられなくなります。
最近では、屋上に庭園を作りガーデニングを楽しむとともに、遮熱効果や断熱効果を得るために緑の植栽をされる方もいます。
屋上に植栽をすることで、陸屋根の土間の温度変化を出来るだけなくすことができます。
植栽をする場合は屋根が重くなるので地震時の耐震性が懸念されます。
植栽の重量が心配な場合は、防水工事の点検も含めて業者に相談しましょう。
陸屋根はリスクが多い屋根形状なので一度無料点検をしましょう。
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