棟板金を撤去する
屋根の頂上にある棟板金を撤去します。
次に棟板金の下地、または貫板を撤去します。
以前の建物は、木製の棟下地に鉄釘で棟板金が取り付けてあることが多かったので、腐食しやすく錆びやすいという弱点がありました。
最近のカバー工法では鉄の釘と木の下地は使用しないことで、棟板金が飛ばされないような対策もあります。
棟下地はアルミ製に取り替えステンレスのビスを使用して固定する場合もあります。
アルミとステンレスを使用することで、少しコストは上がりますが下地が腐りにくくビスも錆びにくくなります。
雪止め金具を撤去する
屋根の手前にある軒先に、雪止め金具が設置されていることがあります。
屋根に積もった雪や氷の落下を防止するために、雪の降る地域では雪止め金具は必要です。
雪止め金具はカバー工法を行う場合、障害物になるため全て切断して撤去します。
雪止め金具を切断しフラットな状態にしてからカバー工法を進めていきます。
防水シートを敷く
屋根の軒先から棟にかけて防水シートを敷きます。
屋根カバー工法を行う目的の一つは防水シートを新しく貼ることでもあります。
防水シートの種類は20種類以上あり耐久性にも差があります。
新築する際には屋根の防水シートのグレードまで通常は選びませんので住宅メーカーの標準仕様になっています。
そのためどの程度の品質なのか把握していないことが、疑問視されるところでもあるでしょう。
カバー工法を行う際には、防水シートの耐用年数まで説明してもらいましょう。
水切り板金をつける
屋根の必要な部分に水切り板金を設置します。
雨水が侵入しないように板金は壁との取り合いや谷部分、ケラバや軒先に設置します。
水切り板金は、雨漏り対策に重要な役割をする部材なので耐久性の高い部材を選びましょう。
屋根材を葺く
カバー工法に適している屋根材は、横葺き、かん合式などで必要であれば30cm間隔でビス留めすると良いでしょう。
棟板金を設置すれば完成です。
カバー工法に興味がある方やスレート屋根の葺き替え時期に来ている方は一度無料点検をおすすめします。
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