昔からある住宅のほとんどはモルタル壁が主流でした。
モルタル壁は、いわゆる湿式工法と呼ばれセメントと砂、水を入れて練り上げたものです。
外壁にラスと呼ばれる金属製の網の上から、塗りつけてあるのが一般的にいうモルタル壁です。
モルタル壁は、乾燥すると収縮によるひび割れなどが起こりやすい素材です。
ひび割れが起こると、雨水の侵入で壁内の材木を腐食させてしまう可能性もでてくるので、弾力性のある塗料で塗装するのが一番良いでしょう。
塗装のメンテナンスサイクルは、10年ごとに点検しチョーキングやひび割れがないか調べることが大切です。
窯業系サイディングも原料はセメントですが、モルタルはサイディングのように繋ぎ目がないのでひび割れには注意しなければいけません。
次に木質系サイディングです。
木質系サイディングの場合は、木目をそのまま見せるクリアー仕上げと木目を塗りつぶしてしまうエナメル仕上げがあります。
クリアー仕上げは、塗膜が曇ってしまってツヤがなくなってしまえば、塗り替えのサインなので塗装をしましょう。
エナメル仕上げの場合は、他のサイディングと同じようにチョーキングで判断します。
木の外壁は自然な木目の雰囲気がメリットですが、湿気に弱く塗装を怠ると腐食してしまうこともあります。
そのため、他のサイディングより塗装のメンテナンスサイクルは短く、5〜7年周期で塗装工事を依頼しましょう。
前回の窯業系サイディングと金属サイディングのコラムをご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
タイルの外壁は耐久性が高く、気温の変化による変性なども少ない外壁ですね。
お金をかけてタイルを選んだのだから、塗装は不要と思っている人がいればそれは間違いです。
タイル貼りでも塗装のメンテナンスは必要です。
タイルは、表面に細かい凹凸があるため、大気中のホコリや排気ガスなどが付着し汚れが目立ってきます。
また、タイル内部のカルシウムが結晶化して白っぽく汚れたようになることもあります。
つまり、定期的な洗浄とクリアー塗装はしておいた方が良いということです。
タイルも10年に一度は点検し、高圧洗浄とクリアー塗装をしておくといつまでも綺麗が保てます。
外壁のメンテナンスを10年以上行っていない方は一度無料点検をしましょう。
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