それでは外壁のカバー工法の特徴、費用、工期について解説します。
・特徴
外壁のカバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁を重ね貼りする工法です。
カバー工法のメリットは張り替えより費用を安くできることです。
外壁の張り替えと比較すると、既存の外壁の撤去費用や手間が省けるためコストを抑えられます。
他には、断熱性と防音性が向上するメリットもあります。
外壁材を重ねて貼ることで、既存の外壁と新設の外壁の間に空気層が生まれます。
その空気層が、夏の熱い空気や冬の冷たい空気を遮断するため、夏冬ともに室外との温度差を和らげてくれるのです。
そのため1年を通じて光熱費を削減することができるので、省エネへの貢献やランニングコストを抑えることができます。
カバー工法のデメリットは、外壁が二重になるため外壁の重量が重くなり、結果的に現状より耐震性は低くなってしまうことです。
そのためカバー工法には、重量の軽い金属サイディングが採用され、そのデメリットを出来るだけ軽減しています。
ガルバリウム鋼板の金属サイディングは、裏に断熱材も付いている耐久性の高い外壁材です。
軽量で扱いやすいため、施工も比較的簡単で工期もそれほど長くかかりません。
外壁のカバー工法に向いている建物は、外壁が著しく劣化している場合です。
既存の外壁の劣化が激しい場合は、外壁塗装のリフォームでは追いつかないからです。
その場合、外壁の張り替えかカバー工法のどちらにするべきか悩むところです。
既存の外壁がすでに重量が重く、カバー工法を選択することによって耐震性に影響するのであれば張り替えを検討しましょう。
また、重量的に問題なければ若干費用が抑えられるカバー工法を選択しても良いのではないでしょうか。
前回の外壁塗装のコラムをご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
・費用
外壁カバー工法の費用の相場は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合150〜180万円程度です。
建物の大きさや外壁材の種類やグレードによって価格は変動します。
・工期
外壁カバー工法の工期は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合、約3週間を目安にすると良いでしょう。
また屋根塗装など屋根工事を同時に行う場合は、1ヶ月程度かかる場合もあります。
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