その積み重ねによる経年劣化で、単純に屋根塗装は10年周期とはいえない部分もあるのです。
例えば、外壁に使用している耐用年数10年の塗料を屋根に使ったとすれば、おそらく6〜8年しかもたないでしょう。
もちろん地域の環境によっても多少の違いはありますが、外壁塗装より屋根塗装の方が劣化が早いということです。
今回はその劣化状況を解説し、なぜ屋根塗装の劣化が早いのかをみていきます。
前回の屋根塗装はツヤがある方が良いのコラムをご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
色あせ
屋根の色あせは、塗膜の劣化が始まってきたサインです。
すぐに塗装工事を行わないといけないわけではありませんが、このまま放置しておくと劣化スピードが早くなるため、塗膜の効果が低下して防水機能が弱くなっていきます。
早めに点検してもらうことをおすすめします。
剥がれ
色あせが進行すると塗装が剥がれて防水効果がなくなってきます。
塗膜の効力がなくなると、スレート屋根は水分を吸収して雨漏りの原因にもなります。
金属屋根の場合はサビの原因にもなるので、早めに専門業者に相談しましょう。
また、屋根材そのものが剥がれていれば補修も必要になってきます。
汚れやコケ・カビ
色あせによって防水機能が低下した屋根材は、水はけが悪くなり汚れが目立ちコケやカビが発生しやすい状況になります。
コケが繁殖してしまうと屋根材の劣化を早めてしまい、常に湿気の多いジメジメした状況が続きます。
コケやカビは屋根材に悪い影響を与えるため早めに塗装工事が必要です。
このような症状が出ている場合は早急に点検調査をして対処しましょう!
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