ステンレスとは、鉄を主成分としてクロムやニッケルが含まれた合金のことです。
ステンレス製の屋根材は錆に強いため、海沿いにお住まいの方はよく検討される屋根材のひとつです。
海沿いは、潮の影響で金属系の屋根材に錆が生じます。
屋根に錆が発生することで急速に劣化が進み耐久性がなくなってしまいます。
海沿いは塩害があり、金属系の建材は錆が一番の問題です。
また表面の塗装はガルバリウム鋼板と同様に、工場で塗装されているので経年劣化による色褪せは避けられません。
ただガルバリウム鋼板などと比較して、価格がかなり高いので一般住宅には普及しにくい側面もあります。
沿岸地域でなければあまり採用されない屋根材といえます。
ステンレス屋根材のメリットは、耐久性に優れ錆びないことです。
ステンレスは錆びにくい素材のため、キッチンなどの水まわりに多く利用されていますが、屋根材としても優れた性能を発揮します。
屋根材の多くは、ステンレス表面に塗料を焼付塗装したカラーステンレスが使用されています。
ステンレス屋根材は錆びにくく劣化しにくいため、メンテナンスフリーと呼ばれることもあり耐用年数は50年ともいわれています。
メンテナンスフリーと呼ばれる製品であっても、完全にメンテナンスが不要なわけではありません。
経年劣化で表面が色褪せてくるため、20年に一度は塗装することをおすすめします。
メンテナンスの手間がほとんどかからないため、ランニングコストを抑えることが大きなメリットでしょう。
ステンレス屋根材は、軽量で薄い板状の屋根材なので、傷がつきやすいというデメリットがあります。
傷ができた場所から、劣化やサビが起こることもあるので、傷が付いた場合は早めの補修が必要です。
台風などで飛来したものがぶつかって、傷がつく可能性もあるので台風や強風時のあとには、屋根の点検を業者に依頼することをおすすめします。
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