屋根カバー工法とは？

既存の屋根をほぼそのまま残し、新しい屋根材を上から被せる工事です！

✨カバー工法の魅力✨
①費用削減
②工期短縮
③断熱性・遮音性向上
④環境に優しくエコ！

ほぼほぼ解体しないので廃材も少なく費用や工期を抑えることができます！
廃材が最小限＝環境に優しい工事です！
屋根が二重になるので、断熱性や遮音性はアップします！

魅力たっぷりのカバー工事の手順を解説していきますよ～！！

①棟板金、貫板の撤去

足場の設置後、棟板金と貫板（ぬきいた）を撤去していきます。
雪止めが設置されている場合は、一緒に撤去します。

◆棟板金　屋根の頂点部に設置されています
◆貫板　棟板金を固定するための木材です

カバー工法で唯一出る廃材が、棟板金と貫板になります！
古い屋根材を撤去する葺き替え工事と比べると、断然廃材が少ないですよね！

だいたい、半日ぐらいで撤去は終わります。

②新しいルーフィングの設置

次に、新しいルーフィングを既存の屋根材の上に張っていきます！

カバー工法を行う目的は、２つの防水機能を新しくすることです。
２つの防水機能とは屋根材と、ルーフィングです！

ルーフィングは、屋根からの雨漏りを防ぐ防水シートのことです。

仮に屋根材が破損していても、ルーフィングが傷んでいなければ雨漏りを防ぐことができます。
雨漏りを防ぐ最後の砦と言っても良いですね♪

➡　雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

③軒先・ケラバに板金設置

ルーフィングを屋根全面に張ったら、いよいよ屋根材の設置です。

はじめに屋根の外周に板金を設置していきます。
軒先やケラバは雨水を雨樋に送る役割があります！

最近は軒やケラバがないお家も増えていますが、
建物の劣化を防ぐには軒やケラバは長い方がお勧めです🌟

④新しい屋根材を敷いていきます

軒先から棟に向かって新しい屋根材を敷いていきます。
こちらの現場で使用している新しい屋根材について簡単にご紹介します♪

【ニチハ㈱　横断ルーフプレミアムS】
①とにかく軽量
②高い遮音性
③遮熱と断熱効果あり
④高い防水性能

メーカー保証：塗膜・変色・褪色・赤錆20年保証　穴あき25年保証
➡　遮音性、断熱性も遮熱性も申し分なし、軽くて強い横暖ルーフ

様々な種類の屋根材があるので、ご予算やご要望に合わせた製品をご提案いたします♪

⑤貫板、棟板金の設置

棟部分に貫板と板金を設置していきます。

貫板には、木材以外にも樹脂製やガルバリウム製などがありますよ♪

貫板の上から板金を設置していきます。
板金同士のつなぎ目は雨漏りの原因になりやすい箇所なので、
しっかりとコーキング処理をしておきます。

棟板金の設置が終わったら、カバー工法の工程は終わりです(^^)/

屋根の大きさや工事中の気候によって異なりますが、
一般的には5～10日程度で工事は完了します。

葺き替え工事となると2～3週間程度はかかるので、工期を半分程度に抑えることができます！

【参考】
➡　屋根カバー工法を行う5つのメリットをご紹介！かかる費用と日数は？

詳しい費用やカバー工法にご興味を持たれた方は、
ぜひ街の屋根やさん広島店の屋根調査・お見積りをご活用くださいね♪