銅板屋根は、日本の風土や気候に適しているとして古くから屋根材として使用されてきました。
銅板屋根の特徴は、緑青(青緑色した錆)による自然な色合いと重厚感で寺社仏閣の屋根がその代表といえます。
和風住宅よりも洋風の住宅を建てることが多くなった現代において、一般住宅の屋根に銅板が屋根材として利用されることは、ほとんどなくなりました。
しかし歴史のある古民家などは、和の趣がある銅板屋根にこだわりをもって、家の屋根に選ばれる方もおられます。
銅板は軽量で、耐久性に優れた屋根材として、昔から数寄屋建築などの屋根に多く使われてきました。
年月とともに緑青が生じることで、さらに耐久性が増し塗装の必要がないため、屋根の寿命が60年以上ともいわれています。
そのため、基本的にはメンテナンスが不要な屋根材です。
また、趣のある自然な色合いと加工性の高さもメリットで、デザインにも柔軟性があります。
曲面にも使用することが可能で自在にカットしたりすることも容易にできます。
他に銅板屋根のメリットは非常に軽量で耐震性があることです。
耐久性もあり、耐震性も高い地震の際にも安心な優れた屋根材です。
銅板屋根のデメリットは、価格が高いことです。
銅は、軽量で耐久性が高くメンテナンスも不要で、ランニングコストもかからないためどうしても高価になってしまいます。
価格が高く、青く錆びた見た目もあり、今ではほとんど見かけることがありません。
化粧スレートやガルバリウム鋼板、日本瓦などの一般的な屋根材と比較すると、銅板屋根は約2〜3倍の価格に設定されています。
そのため、一般住宅における銅板屋根の需要はほとんど皆無に等しく、実際に施工できる業者が少ないというのもデメリットといえます。
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