天然石チップ付きガルバリウム鋼板とは、ガルバリウム鋼板の表面に細かい天然石の石粒を吹き付けたものです。
ジンカリウム鋼板ともいいます。
天然石チップ付きガルバリウム鋼板の特徴は、紫外線で劣化しない鉱物などの細かな石粒を吹き付けることで耐久性を上げています。
ガルバリウム鋼板の表面に吹き付けられた石粒が、保護となるため紫外線が中まで届かないのです。
また表面に吹き付けられた砂状の石粒により、雨音が通常のガルバリウム鋼板よりも静かであるという特徴もあります。
屋根材の厚みがガルバリウム鋼板と変わらないので、断熱性があまりありません。
そのままだと夏は暑く、冬は寒い家になってしまいます。
施工の際は、小屋裏に高性能断熱材を入れるなどの考えが必要です。
天然石チップ付きガルバリウム鋼板のメリットは、石粒を吹き付けてあるために防音性が高いところです。
ガルバリウム鋼板は直接金属に雨が当たり、雨音が多少室内に伝わります。
しかし、天然石チップがザラザラしていることで雨を反射し、雨音を吸収することができます。
他のメリットとしてガルバリウム鋼板同様、屋根材そのものが軽量なので耐震性が高いことが挙げられます。
金属系の屋根材のメリットである軽量というところが、万が一の地震時に安心なのです。
耐久性と耐震性を考えれば、天然石チップ付きガルバリウム鋼板は、最も優れた屋根材といえます。
天然石チップ付きガルバリウム鋼板のデメリットは、厚さがガルバリウム鋼板とあまり変わらないので断熱性がやや低いところです。
天然石チップの吹き付けによって表面温度が上がらない要素はありますが、金属系の屋根なのでどうしても直射日光で屋根の表面温度が上がってしまいます。
しかし天然石チップ付きガルバリウム鋼板の形状は、粘土瓦のように、S字の形状をしている製品もあります。
S字の形状をしているものは空気層ができるため、ガルバリウム鋼板の平板屋根材よりは断熱性は高くなります。
天然石チップ付きガルバリウム鋼板は、総合的に見て魅力的な屋根材といえます。
興味のある方は、一度プロの業者に相談してみましょう。
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