片流れ屋根は他の屋根に比べて面積が広く、太陽光パネルの設置に最も向いています。
屋根の傾斜を南向きにすることで、太陽光発電パネルの効率がアップすることもあり、パネルの数量も多く設置できます。
また、片流れ屋根はシンプルな構造で作られているため、他の屋根と比較すると屋根材の費用や工事費用などのコストが安く抑えられます。
片流れ屋根には棟の部材が必要ないので、その分の材料代が抑えられ施工の手間が少ないのです。
屋根の形状がシンプルで施工しやすいこともあり、リフォームも単純で安くできます。
他には、小屋裏が大きく取れるためロフトや小屋裏収納などに使用する事が可能です。
片流れ屋根は傾斜をつけることで、屋根と天井板の間に広いスペースが作れるので自由度が高くなります。
屋根の高い方は、壁に高さが取れるため、大きな窓を設置すると採光が取れます。
小屋裏を上手く活用することで、さらに理想へと近づけることができるのです。
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片流れ屋根は一方向に屋根が存在しているだけなので、軒先のない壁面は雨風や紫外線の影響を受けやすく劣化しやすいデメリットがあります。
軒先がないと太陽光や直接叩きつける雨によっての劣化が多く、雨漏りにも繋がることもあります。
軒のある片流れ屋根なら問題ありませんが、最近の流行としておしゃれなデザインとして軒先を作らない建物が増加してます。
軒先のない建物は、傷みやすいというデメリットがあるので小まめな点検が必要です。
また、片流れ屋根は換気があまり良くない構造なため、結露で屋根の劣化が進行する場合もあります。
片流れ屋根は風の動きが作りにくく、結露が起こるとカビや材木の腐食、シロアリなどの原因になります。
結露を防止するには、軒天換気口から棟の一番高いところにある棟換気に排気するのが良いでしょう。
片流れ屋根の場合は、軒先から棟までの空気の動きが作れるように、業者に相談しリフォームの提案を受けましょう。
片流れ屋根は、1枚屋根なので雨漏りがしにくいといわれています。
しかし、屋根からではなく破風板と野地板の境目から雨漏りが発生するケースがあるのです。
軒天換気口から雨水が浸入したり、結露による劣化が原因で雨漏りが起こる場合も考えらるでしょう。
雨漏りのリスクが高い片流れ屋根は、十分なメンテナンスを行うことが大切です。
片流れ屋根のお家の方は大丈夫でしょうか?
片流れ屋根は屋根の表面以外の点検が必要なので、一度無料点検をおすすめします。
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