今回もお役立ち情報の数々をお伝えします!
野地板とは、屋根材の下地になる板のことです。
カバー工法の場合、既存の屋根の野地板がまだこの先どれくらい維持できるのか強度を確認する必要があります。
野地板や垂木が腐食していてはビスを十分に固定することはできません。
カバー工法の場合、既存の屋根材を撤去しないので野地板の状況が確認しにくいことがよくあります。
野地板は、雨漏りしていなくても築30年を経過すると傷みが出てきます。
築30年以上であれば、野地板の劣化を考えて葺き替え、もしくは上からの増し張りで野地板の強度を増すことが必要です。
また、野地板は結露することによって寿命が変動し、屋根裏の湿気にも影響を受けるのです。
屋根裏の湿度が高い環境であれば、野地板長持ちしなくなりますし乾燥していれば寿命は長くなります。
そのため屋根裏の断熱性能や換気ができているかがポイントになるのです。
屋根裏が湿気の多い状況になっていては、野地板が傷みやすい環境になっています。
屋根のカバー工法を行う際は、屋根の換気についても相談し検討することが必要です。
屋根裏の湿気対策を行うためには空気の流れを作る入口と出口の穴が必要になります。
代表的な換気方法として3種類あります。
・妻換気・軒天換気・棟換気
この中で最もおすすめは棟換気です。
換気棟と呼ばれている板金の部材を棟に設置して、屋根の中の湿気を外に追い出す方法です。
換気棟を屋根の頂上に設置することで、温められた空気が上へ登る性質から換気棟の穴から湿気と熱が外へと放出されるのです。
屋根材の下から湿気を放出することができれば、野地板を長持ちさせる効果が期待できます。
このようにカバー工法にも注意するポイントがあるので、カバー工法の経験豊富な業者に依頼することが重要です。
カバー工法のことならどんなことでもお答えします。
まずは相談から、お問い合わせはこちらからお願いします!
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