カバー工法で最も耐風性能が高い屋根材は、画像のような横葺きガルバリウム鋼板です。
耐風圧性能の実験データによると、スレート屋根やアスファルトシングル屋根材よりも金属系屋根材のガルバリウム鋼板が強風に対して強いことが分かっています。
ガルバリウム鋼板の葺き方は、軒から順に棟へと施工していく縦葺きと横葺きがあります。
縦葺きの場合は、屋根材の1枚の長さが長いため固定するビスの間隔もそれなりに開いてしまいます。
そのために、台風など強風の煽りを受けた場合にやや抵抗がを受けてしまうのです。
一方、横葺きは短い間隔で重ねて固定していくため、縦葺きに比べて風に強いといえます。
カバー工法で最も推奨されている方法は、横葺きかん合式ガルバリウム鋼板でビス留めの間隔を30cmで固定するとされています。
かん合式とは屋根材同士を噛み合わせてより強固にすることです。
かん合式で噛み合わせることは、しっかりと屋根材同士が離れない構造にすることなのです。
屋根材を固定する材料は、釘ではなくビスを使用することがおすすめです。
釘は雨風の影響を受けて経年劣化で固定した部分に緩みが生じます。
固定された部分に緩みが生じると、台風などの強風でめくれ上がり飛ばされる可能性も出てきます。
そのため、固定する材料は緩みやすい釘ではなく、ビスで固定するのがベストです。
ビスの間隔は通常は45.5cmでも良いのですが、より強度を求めるのであれば30cm間隔に固定することをおすすめします。
ビスを30cm間隔に留めるのであれば、材料と手間がかかるので少し費用は上がりますが、風の強い地域にお住まいの方や台風が心配な方でも安心です。
台風被害が気になる方やそろそろ葺き替え時期の方は、横葺きガルバリウム鋼板がおすすめです。
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