屋根下地を新たに施工！

広島市安佐北区で、トタン屋根からガルバリウム鋼板の屋根材に葺き替える工事現場から、本日もレポートいたします。

元々茅葺き屋根だった古民家で、トタン屋根を被せてあった状況だったのですが、トタン屋根の経年劣化で雨漏りが発生し、今回葺き替えることになりました。

足場を組み、既存のトタン屋根を撤去したところ下地の材木も多少腐食や傷みがあり、新しい屋根材がしっかりと固定できるように新たに下地材を施工していく作業に入っていきます。

前回の茅葺き屋根の解説やトタン屋根を剥がした状況をご覧になりたい方はこちらからどうぞ！

下地補修！

トタン屋根も撤去が終わり、いよいよ下地の補修に入っていきます。

画像のように生かせる古い下地は残したままで、新しい材木で下地を施工し整えていきます。

下地が弱っていたり湾曲していたりすると、せっかく新しい屋根材に葺き替えたとしてもしっかりと完全に固定されません。

仕上がってしまうと見えないところこそ、丁寧な施工が必要なのです。

屋根の強度と寿命を延ばすためにも、この下地材の補修工事は工程の中でも重要なポイントとなります。

下地補修の難しいところは、正確に水平が取れているかというのがポイントです。

ただ、既存の下地に打ち付けていくだけでは、水平がもし取れていなければ屋根材もそのように歪みが生じます。

それほど大切な下地なので、屋根材に歪みが出ないように丁寧な作業が必要です。

画像は、屋根の表面の下地を打ち付けているところで、既存の黒っぽい材木の上から白く新しい材木が施工されていることが分かります。

以前からある茅葺きも、また新しい屋根材で被せることによって、雨風や紫外線などから守られるので劣化もそれほどなく維持できることでしょう。

茅葺きの断熱性や通気性など、自然素材のものはいつまでも残していきたいですよね。

その茅葺きのメリットを残しつつ、それを守る耐久性の高いガルバリウム鋼板の屋根材で包み込むのは、こちらのお家にとっては最善の方法と言えるでしょう。

この最善の方法に興味のある方や実際にトタン屋根などの雨漏りで困っておられる方は、まず無料点検を行いましょう。

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